
どうも。キャンプインストラクターのAkiです。
ノースフェイスの人気アウター「マウンテンライトジャケット」。
頻繁に着ていると、
- 袖汚れ
- 首元の皮脂汚れ
- 雨汚れ
- ニオイ
などが気になってきますよね。
とはいえ、
- 「GORE-TEXって家で洗って大丈夫?」
- 「クリーニングに出すべき?」
- 「失敗して撥水が落ちない?」
と不安になる方も多いと思います。
そこで今回は、実際にノースフェイスのマウンテンライトジャケットを自宅で“手洗い”してみました。
結論から言うと、正しい方法なら自宅でも問題なく洗えます。
この記事では、
- 実際の手洗い方法
- 洗う前の注意点
- 乾燥方法
- 撥水を長持ちさせるコツ
までまとめて紹介します。
マウンテンライトジャケット(ゴアテックス)の洗い方・洗濯
まずはポケットの中を確認し、続いて全てのボタン、ファスナー、ベルクロをしっかり留めます。ドローコードも緩めましょう。
使用した洗剤
今回は
- ニクワックス(NIKWAX) LOFTテックウォッシュ(洗剤)
- ニクワックス TX.ダイレクト(撥水剤)
を使用し、手洗いで洗浄・撥水処理していきます。
なお、ゴアテックス素材を洗濯する際は、通常の洗剤よりもアウトドアウェア向け洗剤の方が安心です。
▶︎ こちらのセットでマウンテンライトジャケットの洗浄と撥水処理が完結できます
▶︎ 大容量 ニクワックス(NIKWAX) LOFTテックウォッシュ
▶ 大容量 ニクワックス(NIKWAX) TX.ダイレクト(撥水剤)
撥水確認

筆者は洗う前にウェアにシャワーで水をかけて、撥水状況を確認します。撥水しているようだったら洗浄のみ。撥水が低下しているようであれば撥水処理もします。
写真の状態だと少し落ちていますので、洗浄後に撥水処理します。
洗浄(洗濯)

水またはぬるま湯(30℃〜40℃)に洗剤を入れていきます。ニクワックスLOFTテックウォッシュは100mlで水18Lまでとなっています。

ウェアを優しく押し洗いした後、10分から15分放置し漬け込みます。

汗だく・泥まみれになったりしてなかったので、あまり洗っていませんでしたが、結構汚れていました…。笑
洗浄のポイント!
- ぬるま湯の方がウェアについた皮脂がよく取れる。
- ウェア専用の洗剤がない場合は、柔軟剤、漂白剤が入ってない中性もしくは弱アルカリ性の洗剤でも使用可能。おしゃれ着洗いは柔軟剤が入っている物があるので注意。
- 汚れが酷くない場合は、お風呂に入るついでにぬるま湯のシャワーをかけてもOK。
- 部分的に酷い汚れがある場合は直接付けてもOK。
- 生地が擦れる揉み洗いなどはNG。
すすぎ
個人的のはここが重要だと思います。
表地と裏地にサンドイッチされた、ゴアテックスメンブレン(フィルム)は多孔で、無数の小さな穴に洗剤が残っているとパフォーマンスが低下します。

何回かすすいだ後に、シャワーで洗い流すのがいいです。特にフード・ポケットの裏地などをシャワーで洗い流すほうが、洗剤残りが少ないです。
すすぎが終わったら、洗濯機の脱水はかけません。脱水の遠心力で、水がゴアテックスメンブレンの無数の穴を、無理矢理通ってしまい、広がってしまうのでNGです。

撥水が低下してない場合は、形を整え陰干しして終了です。干してる最初はビチャビチャと水が落ちます。
また、脱水してないなら陽当たりが良い方が乾きがいいと思いますが、紫外線でジャケットが痛むのでNG。干せない場合は浴槽で干しましょう。この時サーキュレーターや除湿機があればなお良いです。
すすぎのポイント!
- すすぎは念入りに。特にポケットやフードなどの裏地は残りやすい。
- ウェアのファスナー・ベルクロなどを開けてシャワーですすぐと効率的。
- ゴアテックスは防水のため、水が溜まったら優しくゆっくり抜いてやる。
- 洗濯機の脱水は使用しない。
- どうしても早く乾かしたい場合はタオルドライなどが有効。(水が滴れなければ部屋干しも可。)
- 陰干しの中、フードに水が溜まってることがあるので途中確認。またはフードを引っ掛けて干す。
撥水処理
撥水処理は漬け込み式とスプレー式があります。今回は漬け込み式です。

ニクワックスTX.ダイレクトを水またはぬるま湯6Lに対し50ml入れます。TX.ダイレクトは酸味があり、なかなかパンチが効いている匂い(笑)なのでゴム手袋を着用する方がいいです。

ウェアを10分程度漬け込み、時々攪拌します。

水が色が透明になるまですすぎます。写真は4回目のすすぎのものです。透明になりました。この後、先ほど同様にシャワーですすぎました。そして、形を整え陰干しして終了です。
撥水処理のポイント!
- ゴム手袋を着用するほうがよい。
- 漬け込み後は時々攪拌。
- すすぎは透明になるまで行う。
- こちらもウェアのファスナー・ベルクロなどを開けてシャワーするほうが効率的。
熱処理について
熱処理をすることで、撥水回復することができます。
しかし、マウンテンライトジャケットの洗濯表記を確認すると、アイロン、ダンブル(ダンブラー)乾燥(ドラムを回転させながら衣類に熱を当てて急速に乾かす乾燥方法)不可となっています。
そこで、以前マウンテンジャケットを洗った時に、ゴールドウインカスタマーセンターに問い合わせてみました。


ゴールドウインの回答としては使用可能でした。ただし、マウンテンジャケットでは口やフロントのフラップやポケットのフラップなどバインダー(のり)で接着してる箇所には不可とのことでした。(ゴアテックスはOKだが、製品によって異なる。)
アイロンは上記の箇所を避けて当てれますが、ダンブル乾燥は全体にあたってしまいますので、乾燥機にはかけないほうがよさそうです。
よくある質問
洗濯機で洗ってもいい?
洗濯表示によりますが、個人的には手洗いがおすすめです。
特にGORE-TEX系は摩擦ダメージを減らせます。
どれくらいの頻度で洗う?
シーズン中に1〜2回程度がおすすめです。
着用頻度が高い場合は、汚れが気になったタイミングで洗うと撥水性能も維持しやすいです。
クリーニングとどっちがいい?
軽い汚れなら自宅洗いでも十分です。
ただし、
- シーム剥がれ
- 強い油汚れ
- 撥水低下
がある場合は専門クリーニングもおすすめです。ゴールドウインでもメンテナンス可能です。
やってはいけないNG例
マウンテンライトジャケット洗濯で避けたいのが以下のような洗い方です。
- 柔軟剤を使う
- 漂白剤を使用する
- 高温乾燥をする
- 汚れたまま長期間放置
- 強く擦り洗いする
特に柔軟剤は透湿性能に影響する可能性があるため、個人的には使用を避けています。
まとめ
ノースフェイスのマウンテンライトジャケットは、正しい方法なら自宅でも手洗い可能です。
実際に洗ってみると、
- 汚れスッキリ
- ニオイ軽減
- 着心地改善
- 撥水復活
かなり快適になりました。
さらに最後に撥水ケアも行うことで、雨の日でも安心して使える状態に復活しました。
クリーニング代を抑えつつ、自宅でしっかりメンテナンスできるのは嬉しいですね。
マウンテンライトジャケットを長く愛用したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
内部リンク